「ポケモンらしさ」検証のため1996年に時渡りして公式資料を集めた。 前回は、ポケモンのデザインが生まれる会社ゲームフリークがどのように最初の151を生み出したか「赤・緑」発売以前までをまとめた。 次に、現在とは異なるビジュアルがどう変化していったか、プレイヤーにとって影響の大きな表現や環境の"段差"を確認する。 「ポケモンらしさ」比較に使用される画像が後年描かれたものであることは、アンケートの意見分析の際に触れたとおりだ。 まずはゲームフリーク杉森 建氏によるアナログの水彩塗り公式アートから、同氏のデジタル塗りの公式アートに切り替わった時代を順を追って確認しよう。 --コロコロコミックとゲームの普及 --ポケモンカード --「青」と海外版 --ポケモンに組み込まれた生命感 --アニメの影響とピカチュウ版 --金銀開発難航とアニメ事情 --第2世代 金・銀 --マイナーチェンジ版 クリスタ