デビューからもうすぐ10年を迎える声優・駒形友梨。ソロアーティストとして初のフルアルバム『stella』は、過去/未来の自分をテーマに、幅広い音楽性にチャレンジした意欲作となった。 今回のインタビューではそのテーマを掘り下げ、「もどかしさや悔しさが強かった」というこれまでの活動と、それを乗り越えた上で見据える今後の活動について率直に話してもらった。 駒形友梨 (こまがた・ゆり)Apollo Bay所属の女性声優、歌手。2012年に声優デビューし、デビュー翌年から『アイドルマスター ミリオンライブ!』の高山紗代子役を担当する。2018年にテイチクエンタテインメント内のレーベル「ロッカンミュージック」より「トマレのススメ」でデビュー。『stella』は初のフルアルバムとなる。 ──デビューから来年で10年目を迎えますが、思い描いていた声優像と、今のご自身ではどれくらい違いがありますか? 駒形