巨人・元木大介ヘッドコーチ(47)がスポニチ本紙のインタビューに応じ、来季にかける思いを語った。今季14年ぶりに内野守備兼打撃コーチとしてプロ野球の現場に復帰。5年ぶりのリーグ優勝に貢献し、今秋からヘッドに昇格した。重責を担う上で「嫌われ者」になる覚悟を口にするとともに、昨オフの現場復帰の裏側なども明かした。(取材構成・神田 佑、青森 正宣) 【写真】元木ヘッドコーチの理想像、“鬼軍曹”と呼ばれた須藤豊元ヘッドコーチ ――リーグ2連覇、8年ぶりの日本一を目指し今秋からヘッドコーチに就任した。 「ソフトバンクとの日本シリーズで力の差が出た。負けないチームをつくりたい。そのためには控え選手、チーム力の底上げ。嫌われてもいいと思っている」 ――求められる役割をどう捉えているか。 「ごますりとかの悪い意味ではなく、戦いの中の監督の顔色を見ないといけない。監督が今何をしたいのかを選手に、選手が思って