「県道なのにクルマが通れない道路がある」。 そう言われたら、どんな道を想像するでしょうか。道幅がめっちゃ狭かったり、路面が舗装されていなかったり、そもそも通行止めだったり……。これまで紹介してきた「地図に載っていない県道」「門番がいて運転がヘタな人は通れない県道」「普通車が通るのさえ困難な幅1.7メートル制限の県道」などの、いわゆる「酷道(こくどう)」や「険道(けんどう)」をイメージするかもしれません。 今回は県道なのにクルマが走れない道、自転車歩行者専用道の「県道409号」を歩いた しかしクルマの通行を阻む県道はそれだけではありません。今回紹介するのは「神奈川県道409号相模川自転車道線(以下、県道409号)」です。その名の通り、自転車(と歩行者)用の県道なのです。うそ、一応「県道」なのに? そんな県道もあるのか~、な道です! 県道409号は、厚木市関口の国道129号から平塚市千石河岸を