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梅雨空 季語の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 進め!俳句ビギナー㉓。「季節を先取りして俳句を詠む。ふと気になった『青嵐』。初夏の後には梅雨が来て、梅雨が明ければ夏本番」の巻。 - halukaブログ

    こんにちは、halukaです。 相変わらず、俳句づくりに苦悶をしています。 「季語」は俳句を詠むには必須の要素です。 幾多の季語が映し出す、季節の風物詩。 そのシーズンならではの風景や情愛、 季節のバックグラウンド、とでも申しましょうか。 「季語」という言葉が醸し出す、 めぐり来る季節の新鮮さ、斬新さ、 あらためて思い出させてくれる心の中の原風景、 目の前の情景をひと言に凝縮してみせる言葉の妙に、 一方的に惚れ込むばかりの片思いでおりまして、 俳句を詠むセンスと言うのでしょうか、 作句の仕草そのものが、 上昇気流に乗る気配は一向にありません。 そんな思いでいましたところ、 「季節の先取り」という 作句の考え方の一つを知りました。 「今」より「少し先の季節」への思いを、 その「季節の季語」を使って詠んでみるという、 頭の隅にもなかった作句です。 これまで、季語集のページをめくりながら、 1月

      進め!俳句ビギナー㉓。「季節を先取りして俳句を詠む。ふと気になった『青嵐』。初夏の後には梅雨が来て、梅雨が明ければ夏本番」の巻。 - halukaブログ
    • 散文夢想「五月雨に濡れる青葉と花びらは夏の空への衣替え」。 - halukaブログ

      こんにちは、halukaです。 夢、想う夏。 四季折々が織り成す自然の営みは、 時として気分を高揚させたり、 落ち着かせてくれたりします。 梅雨の晴れ間。 大きく広がった青空は、もう真夏のような表情で、 紫外線を降らせ、汗を誘います。 そうかと思うと、 日暮れ前。 どっと雨粒を振り落としては、 ぱっと晴れ上がってみせる夕立晴れは、 爽快感を運んできて、 憂鬱になりそうな梅雨の気分を 少し穏やかにしてもくれます。 今年の6月も夏至を過ぎ、 下旬を迎えました。 今の頃の屋外を見渡しますと、 大通りの車線を分ける中央分離帯や街路で伸びていた 名も知らない緑草が小奇麗に刈られていました。 水田では、 初夏の頃はまだ幼く弱々しかった早苗が、 濃い緑色に染まって、 背丈も、もう40~50センチほどはありそうです。 この時季の緑は、ほんの少し目を離すと、 天の恵みの豊かな雨と、 気分次第で姿を見せる太陽

        散文夢想「五月雨に濡れる青葉と花びらは夏の空への衣替え」。 - halukaブログ
      • 散文夢想「夏至の頃、濡れた青葉が傘に落とす雨粒は夏の季節の誘い水」。 - halukaブログ

        今週のお題「傘」 こんにちは、halukaです。 週の半ば、皆さまどのようにお過ごしですか。 一日のスケジュールを終えて、 車のハンドルを切りながら、 濡れた車列に紛れ込んだ、夕刻のラッシュタイム。 小さな雨粒を降りほどこうと ワイパーが滑るフロントガラスに映る街並みは、 まだ、ほの明るくて 「日が延びたな」と、そんなことを感じます。 昼の時間が長くなり、 1年のうちで夜の時間が最も短くなるという 二十四節気のひとつ、 「夏至(げし)」が近づいていますね。 今年の夏至は、6月21日(日曜日)。 今はまだ、梅雨の雲に姿を隠してもらいながら、 青い夏の空は日を追うごとに、 一歩一歩、近づいているようです。 朝、目覚めのためのアラームをセットする習慣は、 普段からあまりありません。 それでも、たいていの日々、 いつもそう変わらない時間に目を覚ますと、 厳冬の2月の頃はまだ暗かった東の空が、 この

          散文夢想「夏至の頃、濡れた青葉が傘に落とす雨粒は夏の季節の誘い水」。 - halukaブログ
        • 週末ライフ。「流れる雲の梅雨の晴れ間に広がる空は夏の知らせの青い空」。 - halukaブログ

          こんにちは、halukaです。 7月も中旬に差し掛かります。 皆さま、どのようにお過ごしですか。 このごろは、梅雨の時季。 長い雨が続きますね。 見上げる空にはきょうも朝から雲が流れていました。 けれども、前日までの鈍い灰色をした曇天とは違い、 輝くような白い雲が流れていたのは 正午も近い午前のことでした。 連なる日々、重く垂れ込める雨雲を見続けた目には、 数日ぶりの白い雲がまぶしくも映ります。 「梅雨の晴れ間」というのでしょう。 それとも、梅雨空の気まぐれでしょうか。 流れる雲は、 切れ間から遮断なく射す銀色の太陽光を弾いてか、 白銀にきらめきながら、 夏に続く大空を爽やかに流れてみせます。 微かに感じたのは南東の風。 地上で感じる風があるのなら、 上空には、もっと強い風が吹き流れていたに違いありません。 吹く風は、時折、 その勢いで白い雲を幾つかの群れにちぎってみせながら、 白銀の輝き

            週末ライフ。「流れる雲の梅雨の晴れ間に広がる空は夏の知らせの青い空」。 - halukaブログ
          • 散文夢想「梅雨空が奏でる調べは雨粒が路上に刻む雫のリズム」。 - halukaブログ

            こんにちは、halukaです。 夢、想う雨。 天気予報が、 ここ数日の「雨」を知らせています。 皆さん、お元気ですか。 街路を歩いていましたら、 アスファルトの道路を濡らす浅い水溜まりに 小さな波紋が広がります。 上空を覆った雨雲が落とす雫(しずく)が次から次へと、 目の前の その水溜まりに落ち、波紋を描いて、溶けて消え、 その水溜まりはまた、次の雫を待っています。 雨降りの朝。 起き抜けの肌に感じる空気は、少しの冷たさ。 それは、 湿り気を運ぶ雨粒のせいでしょうか。 それとも 太陽光をさえぎる雨雲のせいでしょうか。 そのどちらにしたところで、 肌に感じる冷たさは自然の営みの仕業だと、 そう知るばかり。 つい先日まで、 初夏の明るい日差しに満ちていた街路樹の青葉は、 いま、雨に濡れ、 したたる雨水に身を任せています。 そんな雨の日。 気にするでもなく聞こえてくる雨音は、 メトロノームが刻む

              散文夢想「梅雨空が奏でる調べは雨粒が路上に刻む雫のリズム」。 - halukaブログ
            • 進め!俳句ビギナー㉘。「春の頃、北の窓を開いて誘ったそよ風は梅雨を越えると南の風に変わってみせる四季の風」の巻。 - halukaブログ

              こんにちは、halukaです。 「北窓(きたまど)を開く」と聞いたなら、 どのような情景が思い浮かびますか。 「北窓開く」は、俳句に詠われる春の季語です。 季語集 「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂)では、 3月の季語として、紹介されています。 その様子は、 冷たい北風が吹き続く寒い冬の間は、 じっと閉じ切っていた北向きの窓を 春がきたなら、開け放って、 暖かな風と日光を誘い込む… というような具合でしょうか。 寒さに凍え、それに耐えた冬を越え、 ようやくやってきた春は、雪や霜を解かして、 水は温み、 吹く風もほのかな暖かさをまといます。 その風を誘い入れようとする、 移り変わりの季節の仕草を 「北窓開く」と口にする心持ちは、 洒落た映画のセリフのようでもあって、 季語の放つ鋭敏さを感じます。 その時々の当たり前で自然な仕草を見逃さず、 ひと言で、一気に場面の転換を連想させてみせる。 「言

                進め!俳句ビギナー㉘。「春の頃、北の窓を開いて誘ったそよ風は梅雨を越えると南の風に変わってみせる四季の風」の巻。 - halukaブログ
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