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江國香織 デュークの検索結果1 - 5 件 / 5件

  • スピリチュアルを病気の治癒に利用する(7)

    ヒーラーの私が具体的にしたこと 私の目標は、「手術回避」一択でした。 自分のスキルを総動員する まず、一日おきに病室に通って母の腹部を中心に”マッサージ”をしながら、 相手の「ここがヤバそうだ」と感じる体の場所をしばらく軽く撫でたり摩ったりしていると、私からげっぷやあくび(どっちも乙女にあるまじき凄まじい音声)とドロドロの涙が大量に出るのです 私たち兄弟の子供の頃や母の若い頃、昔の祖父母のエピソードなどを聞き、母の気持ちがポジティブなら大き目に反応して話の続きを促し、ネガティブなら否定はしないが同調もしないで淡々と、そしてチャンスと感じたタイミングではすかさず、 「これまでの(辛い)出来事は、お母さんが生まれる前に『こんな風な経験をしたい』と決めてきたことだから、もう十分やったんじゃない?」 とか、 「お母さんが生まれる前に決めてきたことって何だろうねー」 (知ってるけど) などと、学びに

      スピリチュアルを病気の治癒に利用する(7)
    • ねこの好む場所について - illegal function call in 1980s

      江國香織「デューク」の優れた意匠のひとつは、銀座にあるという小ぢんまりとした、初夏をモチーフにした古代インドの細密画を飾る画廊の話をはさんだことだろう。思春期に「デューク」を初めて読み、17歳で東京に出てきてからというもの、私は銀座の柳の陰を、路地を、ネオンの隙間を覗き込んでは、いつかはきっと目当ての画廊に巡り会えるはずだという願いを支えにして生きてきた。 * 今日、ようやく、阿豆らいちさんの個展に足を運ぶことができた。 www.secret-base.org らいちさんと直接お目にかかるのは2日前の木曜日が初めてだった。銀座のライオンビルで、1Fの受付で店員さんに話しかけた私の声を耳聡く聞きつけ、 「その声は船橋さんでしょう」 と階段を降りてきて下さった。 そのオフ会のようなところでは、テーブルのお誕生席と対角線の向こう側のような位置関係になったこともあって、あまり密に言葉を交わしたので

        ねこの好む場所について - illegal function call in 1980s
      • 『デューク』で出会った江國香織。繊細で瑞々しい、おすすめ本6選! - みなみ風の吹く裏庭で。

        江國香織さんの小説に出会ったのは、10代の時。 高校の現国の模試か過去問かなんかでした。 短編小説の『デューク』が問題文として載っていたのです。 模試中にもかかわらず、私は『デューク』に完全に魅せられました。 言葉の端々が美しくて、繊細で、丁寧で、とてもよかった。 出典を確認して、すぐに『デューク』の収録されている短編小説集『つめたいよるに』を買いました。 それから、私は江國香織の本を読み漁りました。 今まで感じていたのに、言葉にするのは難しかったような感情を、江國香織さんが上手に表現してくれているような、そんな気持ちになり、自分の中で革新的でした。静かな革新的さです。 今回は、おすすめの江國香織の本をいくつか紹介してみたいと思います。 目次 『すいかの匂い』 『神様のボート』 『ホリー・ガーデン』 『きらきらひかる』 『間宮兄弟』 『すみれの花の砂糖づけ』 おわりに 『すいかの匂い』 『

          『デューク』で出会った江國香織。繊細で瑞々しい、おすすめ本6選! - みなみ風の吹く裏庭で。
        • 男の子はなぜ現れたか / 江國香織「デューク」について - illegal function call in 1980s

          江國香織「デューク」は、亡くなったデュークが男の子に姿を変えて、女の子に「いままでずっと楽しかったよ」と伝えにくる話です(のっけから申し訳ありません)。ただ伝えるだけでなく、デュークが女の子にしてもらってうれしかった具体的なひとつひとつのことを、1日かけて、女の子に返してあげる話です。デュークの「ずっと楽しかった」一生が、クリスマスの2週間前の1日に象徴的に凝縮されて受け渡しされます。 もっとも象徴的なのがプールで女の子の手を引いてすーっとすべらせた光景でしょう。女の子はどちらかといえばきょとんとしている。男の子は廊下をモップのようにすべるデューク時代の遊びが(よほど)(印象に残って)楽しかった。だから、(お返しに)手を引いてあげたのでしょう。 そのような1日の出来事を、いまの若い人たちのことばでいえば「伏線回収」をなぞっていって、ひとつだけわからないことがありました。謎が残ります。 それ

            男の子はなぜ現れたか / 江國香織「デューク」について - illegal function call in 1980s
          • つめたいよるに - 短い雑記

            今週も疲れたね。火曜日はアホみたいに雪が降って雪崩、通行止めもあり、仕事上大きな影響を受けましたよ。殺人的な降雪は、ホントに冬という季節はこの世から消えてなくなり、雪には死んでもらうしかないと本気で思いました。富良野のメロン農家ではビニールハウスが雪の重さで倒壊し収穫に影響が出るようだ。私の大好物、メロン。どうしてくれるんだ。 再三申し上げているが、私は冬が大嫌いだ。大雪や吹雪、それでも冬が好きだというバカがいるのだろうか? 雪のないところから北海道の冬を満喫しに来ても、吹雪でホワイトアウトを体験すれば、「キャー、コレが吹雪!凄ーい!」とか言って喜んでいても30分その場にいたら吹雪は二度とゴメンとなるだろうし、雪かき2時間体験なんてやったら高齢者なら死ぬわ。 雪だけではない。何度か必ずあるマイナス20度超え、マイナス30度超えることもある。空気が凍ってキラキラ光るダイヤモンドダストってキレ

              つめたいよるに - 短い雑記
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