きっと誰しも神社めぐりが趣味だという人に出会ったことがあると思う。あなたはそこで「スピリチュアル」を連想するかもしれない。自己啓発本、とくに「引き寄せの法則」なんていう本を読んでいる人を見てあなたは「スピリチュアル」を連想するかもしれない。もう少しライトな本でも「願えば叶う」「運が良くなる12の習慣」程度のタイトルにもあなたは「スピリチュアル」を感じるかもしれない。もしかすると「ヴィーガン」「水素水」にさえスピリチュアルを感じるという人もいるかもしれない。 ではスピリチュアルとはなんなのだろう。スピリチュアルを連想させるものの共通点とは何なのだろうか。あなたはもしかすると、スピリチュアルにまつわる物はすべて「似非科学」にカテゴライズされそうだということに気が付くかもしれない。しかし「科学」だろうが「似非科学」だろうがそれは知識に過ぎない。それに比べスピリチュアルは例えば「生き方」や「価値観