女流王座戦予選でプロ2人を破り、勝ち進んでいる松下舞琳さん。女流棋士を目指して日々、将棋の勉強を欠かさない 熊本市南区の松下舞琳[まりん]さん(12)=城南中1年=が、将棋の第9期女流王座戦(リコー主催)予選に出場し、プロの女流棋士2人に勝って2次予選に進出する快進撃を見せている。24日の次戦に勝てば、里見香奈・女流王座への挑戦者を決める決勝トーナメントに進む。大一番を前に松下さんは「しっかり考えて持てる力を出し切りたい」と意気込んでいる。 女流王座戦は女流棋士7大タイトルの一つで、アマチュアも参加できる。松下さんは4月に大阪市であったアマ予選西日本大会を全勝通過。プロも加わる5月の1次予選では女流二段と女流初段の2人を破り、パートを勝ち上がった。 今回2次予選に進んだアマは松下さん含め2人。日本将棋連盟によると、同棋戦の2次予選に進出したアマでは、松下さんが過去最年少という。「自分の力を