芸歴35年目にして、今もなお現役でお茶の間に笑いを届けるダチョウ倶楽部。上島竜兵さん、寺門ジモンさんという個性的なメンバーをまとめ上げているのが、リーダーの肥後克広さんです。 ダチョウ倶楽部が現在のポジションを築くまで、どのようにチームを導いてきたのでしょうか。「チームで仕事する以上、自分が一番と主張することに意味はない」と言う、肥後さん流の「リーダー論」を伺いました。 リーダーになった理由は「背が高い」から 肥後克広(ひご・かつひろ)。お笑いグループ・ダチョウ倶楽部のリーダー。グループでは「熱湯風呂」「熱々おでん」など体を張ったリアクション芸を、個人では森本レオやDREAMS COME TRUE中村正人のものまねなどで活躍する。 ──結成当時からダチョウ倶楽部のリーダーを務めていますが、小さい頃からリーダー気質だったのでしょうか? 肥後克広さん(以下、肥後):ん〜違いますね。学生時代から