並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 2 件 / 2件

新着順 人気順

興津要 落語の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 浦さんのはなし|kaerujun

    昨年(2021年)の夏に入院していた時、病院の4床部屋の向かいのベッドに漫画家のみなもと太郎先生がいらっしゃいました。 思い切ってお声をおかけしたところ快く応じてくださり、退院まで楽しい時間を過ごすことが出来ました。 友人向けに限定公開したnoteを改訂・加筆したものです。お読みいただければ嬉しいです。 カエル純(吉原 純) …………….. I.2021年6月24日、7週間予定の入院初日。パジャマに着替えて病室の名前のプレートを見たとき、 (この人、漫画家の「みなもと太郎」の本名と同じ名前だな)と思ったのが始まりでした。 (…まあ、同じ名前のお爺ちゃんなんだろうけど) ☆私の名前がカタカナなのは、かつてその病院に一度だけ通った時の古いカルテに統合したため、漢字が使えなかったという説明でした。その病室は呼吸器内科の4人用の相部屋で、私だけが循環器内科の患者(心臓病)でした。本来の病棟には空き

      浦さんのはなし|kaerujun
    • 夏目漱石『吾輩は猫である』 - 紙屋研究所

      リモート読書会は夏目漱石『吾輩は猫である』だった。 吾輩は猫である 作者:夏目 漱石 Amazon この超有名な小説、ぼくは読んだことがなかった。 つーか、中学生、高校生時代に何度か読もうとして途中で挫折している。 「面白くなかった」からである。 11章あるけども、1章を終わらないうちにダメになってしまっていた。 ぼくは「自分では読みそうにない・読み終えそうにない、有名な小説」を読みたいというのがこの読書会への参加動機だったので、このセレクトは願ってもないことだった。『ペスト』などもそうである。 そして読み終えた。 なるほど、こういう小説であったか! ぼくは、とにかく「朗読すべき文章」としての心地よさに強い印象を受けた。 例えば、次のような文章(猫のセリフ)は、リズムとしても気持ちがいいし、文章の内容としても「愚行権」の称揚になっていて小気味いい。 何のために、かくまで足繁く金田邸へ通うの

        夏目漱石『吾輩は猫である』 - 紙屋研究所
      1