FXのトレードで注意が必要な「ロンドンフィックス」とは? 「ロンドンフィックス(LONDON FIX)」とは、英国・ロンドン市場において、金融機関の対顧客向け外貨取引の基準レートを決める行為のことを指します。 ロンドンフィックスは、東京市場における「仲値」に相当するもので、別名「ロンドンフィキシング(LONDON FIXING)」と言われたり、「ロンフィク」と略されたりします。 ロンドンフィックスが行われるのは、ロンドン時間16時。これを日本時間に直すと、英国が夏時間の間は日本時間24時、英国が標準時間(冬時間)の間は日本時間1時で、この時間に決められた為替レートが、その日の両替のレートや企業との取引レートに使われます。 そのレート水準を巡ってさまざまな思惑が交錯し、値動きが激しくなりやすくなることから、ロンドンフィックスにかけての時間帯は、FXトレードを行ううえで注意が必要になります。