北国の夏は過ぎ去り、残されたのは草ボーボーの我が家の庭。 「どうせもう少しで枯れちゃうんだからほっておけば?」 という悪魔の囁きと、季節の変わり目のせいかすぐ落ちてくる雨粒になかなか重い腰が上がらずにいたのですが、やはりあまりにヒドイ。 天気のご機嫌の良い時を見計らって草むしりをし、冬に向けて宿根草や枯れ枝の整理をし始めました。 あれだけ賑やかに花々の間を飛び回っていた虫たちの姿は消え、たった3ヶ月前の初夏の煌きが遠い昔のようです。 それでも我が家の古株・白いガウラは無数の蝶々のように風に揺れ、今年2年目のアプリコット・キャンディは、涼しくなった今こそ本番!とばかりに張り切って蕾を開いていきます。 秋のバラは色が冴え、虫に齧られることもなく綺麗ですね。 一本だけ、家の中にお招きしました。 仲間と離れて寂しかろうと、昼間は庭が見える位置に飾っています。 ちょうど良い花瓶があいておらず、少々ゴ