我が家のクローゼット、スライド式の扉です。 1枚のサイズが、押入れのふすま+天袋のふすまサイズのアルミサッシの窓ような扉です。 そのうちの1枚、ものすごく滑りがよいのです。凶器的なスライダーとなるその扉。なんども指を持っていかれそうになっていて、いつかはやってしまうのではと思っていましたが、ついにその時が。やってしまいました。 ある日の朝のこと。それは一瞬の出来事でした。いつも気をつけて閉めるようにしていたはずですが、つい軽く、だけれどもちょっとだけ勢いよく扉に手がかかってしまいました。その瞬間、左手親指、外側の爪の先側左端の指の肉がもっていかれました。 ギャーーーーーー、という心の中の声。 い、いった。イタイです。これ指の先っぽがちぎれたのではないでしょうか。 指はちぎれていませんでした。が、ちぎれていてもおかしくない痛み。 半目で指がついていることを確認し、薄目のまま指先を見てみると、