築古の集合住宅に手を入れようと考える人の多くは室内を新しくと考える。室内だけでなく、外構も少しやり直すかと思う人もいるだろう。 だが、これまでほとんど誰も手を付けてこなかった場所がある。表札だ。なぜか。古い表札に水道局の水道使用者標識(番号プレート)やNHKの放送受信票などが貼られており、なんとなく、外したらいけないように思っている人が多いからだ。しかし、それは勘違いだった。 表札に貼られたシールには意味が無かった 練馬区春日町にある本多マンションは築41年。レトロな雰囲気のある建物だが、内装についてはDIY可となっており、しかも、DIYをサポートしてくれるサービスもあるとあって空室が出るとすぐに埋まる、人気の高い物件である。 内装については入居者が変わる度に手が入るようになっており、ここ3年ほどで大きく変化しているのだが、それ以外の建物内にも順次手が入ってきた。エントランスの物件名を記す