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西條八十 砂金の検索結果1 - 1 件 / 1件

  • 西條八十の詩~天才詩人:ランボーとの比較~色彩感覚 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    西條八十の詩~天才詩人:ランボーとの比較~色彩感覚 西條八十(さいじょう・やそ)と言えば、群馬県立太田高校の関係者で知らない者はたぶんいないでしょう。太田高校の校歌は、この詩人の歌詞によるもので、「♪止まざる流れ、高き山・・・」と歌い上げるもので、利根川、赤城山、浅間山を歌詞に織り込み、独特な味わいのある校歌です。私も太田高校のOB、この曲はよく覚えています。(一説には「止まざる」は「山猿」を意味していて、田舎の高校をバカにしているのではないか、という都市伝説もあります。) さて、西條八十の第一詩集『砂金』を友人に借りて読んでみました。もっとも感じられるのは、それら韻文詩の「色彩感覚」が特徴的であると言うことです。例を挙げましょう。 鸚鵡(おうむ) 碧き夜なりき、 鸚鵡の籠を逃れしは 朱の紐ながく暗の底を曳き 七人の皇子とらへ得ず。 碧き夜なりき、 鳶色の林のうへに月さしのぼる、 七人の皇

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