Nirvanaのカート・コバーンがフェイバリット・バンドに挙げるなど、世界中で圧倒的な支持を集める少年ナイフ。そこで13年間ベーシストとして活躍してきた「りつこ」が「Litsuko」と名義を変え、作曲家・ソロアーティストとしての道を歩み始めた。安定した地位を捨ててまで、なぜこのタイミングでの決断に踏み切ったのか? これまでの音楽遍歴を振り返りつつ、未来へのビジョンと熱い胸の内を語ってもらった──。 (取材・撮影:丸山剛史/執筆:小野田衛) りつこ◎大阪府生まれ、大阪府育ち。70年代の洋楽に影響を受け、学生時代から現在に至るまで常にバンド活動をしている。過去の所属バンドはキラキラ☆スナイパー、京阪GIRL、電気キャンディ、少年ナイフなど。2020年にrumania monteideoの三好誠とmophing peopleを結成。1st EPがi-tunesオルタナティブチャ-ト1位を獲得。バ