並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 1 件 / 1件

新着順 人気順

違憲審査基準 二重の基準論の検索結果1 - 1 件 / 1件

  • 憲法訴訟とは何か~或いは救済方法としての刑事弁護

    Constitutional Litigation 私は、9年間大学の憲法担当教員を務めた後、1997年から24年間に亘り弁護士として執務してきました。共通するのが、憲法訴訟です。 憲法訴訟という言葉は、ハーヴァード大学ロースクールでポール・フロインドが1960年頃に開催したセミナーの名前です。日本でこの言葉が普及するに至ったのは、このセミナーに、時国康夫裁判官と芦部信喜東大教授が参加していたからです。 時国が帰国した直後、1962年11月28日、最高裁判所は、日本国憲法下で最初の違憲判決を下すことになります。いわゆる第三者所有物没収規定違憲判決です。事案は、漁師親子が漁船で、大阪の荷主から預かった貨物(時価410万円)と下関で積み込んだベルベット織物18反を、博多沖で韓国漁船に積み込もうとした(時化で未遂となります)ことが、関税法違反に問われたというものです。 関税法118条1項但書は、

    1