コロナウイルスの蔓延により「例年に比べ、風邪をひかなくなった!」なんて話も聞いた少なからず聞いているのではないでしょうか。 感染症などへの対策が定着する事は良いことだと思います。 「食中毒」というと気温が上がる夏に多く聞きますが、冬に増加する「食中毒」もあります。その主な原因はノロウイルスで、発生源として例年多くの割合を占めるのが飲食店です。 一度でも食中毒を起こしてしまうと、営業停止に加え店のイメージダウンや慰謝料・見舞金等の支払いなど、さまざまなリスクがありますよね。 業界では、注意喚起が始まっていますが、なにも飲食店だけの話ではないので、取り上げてみました。 冬に増加する食中毒「ノロウイルス」 ノロウイルスが原因の食中毒件数は冬に増加する傾向があります。1月では食中毒のうちの8割がノロウイルスと大きな割合を占めている実績があります。(厚労省資料) 食中毒発生状況の患者数14,613件