文部科学省の中央教育審議会26日、『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)』を取りまとめた。 令和4年度を目途に、小学校高学年からの教科担任制の導入が明記された。対象教科としては外国語、理科、算数を例示した。 導入に際しては、学校規模や地理的条件を考慮することや、小学校と中学校の連携が必要であることなども指摘した。 情報元:「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)(中教審第228号):文部科学省 学級担任制とは、ひとりの教員(担任)がほとんどの教科を指導する仕組みである。小学校や幼稚園などで主流。 教科担任制とは、ひとりの教員(担任)が特定の科目を担当し、複数の学級で指導する仕組み。中学校以降は、ほぼ教科担任である。 教科担任制の導入のメリットは、成績の向上、小学校教員の負担軽減、学級担任が嫌いな児