前回はツールの有用性・目的を記事としましたが、今回から何度かに分けて作り方を記事にしたいと思います。 PLCを相手とするPCツールを作成する場合、通信処理は避けて通れません。というよりPLCを相手にするなら通信処理=デバイス値のRead/Writeが基本であり全てです。この通信処理に市販のライブラリを使うことももちろん可能ですが、このサイトでは各PLCメーカが公開している通信プロトコルを使う方法を説明していきます。 仕事上で切羽詰っている状況ならば有無を言わさず市販ライブラリの一択です。通信処理を調べて作成する時間=人件費と販売価格を比較すれば買うほうが結果的に安く済みます。 ただし多数の人が使うものだったりするとライセンス料もハンパじゃなくなるので場合によって注意が必要です。 この手の通信処理はいったん作れば(多少の改造はあっても)基本的に使いまわすことが出来るので時間的な余裕があったり