上杉謙信(うえすぎけんしん)といえば義を重んじる性格で、天下統一を狙わなかった戦国大名として有名です。戦いでは連戦連勝で、ほとんど負けたことがないといわれています。戦いの神である毘沙門天(びしゃもんてん)を崇拝し、自らを毘沙門天の化身としました。 上杉謙信が他の戦国大名と異なり、なぜ天下統一を狙わなかったのでしょうか。今回は上杉謙信の義を重んじる性格になったきっかけを中心に取り上げます。義を重んじた出来事をこの記事の後半で紹介します。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナ