幼い日。 私はある日を境に犬が怖くなりました。 あれは小学校一年生の夏の朝。 ラジオ体操へ向かう時でした。 近所に鰹節工場があって。 その工場で何頭かの猟犬を飼っていました。 そのころは子供だったので犬に詳しくなかった私。 今想いだすと シェパードのような・・・ はたまたドーベルマンのような・・・ いやいやボクサーのような・・・ ん~ とにかく黒くて茶色で厳つかったのです。 いつものようにその厳つさを避けるよう、気づかれぬよう 抜き足差し足忍び足で工場の横を通ろうとしたら・・・・ ナ・ナントこの日に限って柵が開いていて~( ゚Д゚) 犬さんたちと目が合ったその瞬間! いきなり2頭の犬が私を追いかけてきましたー! 追いかけてくるから逃げるしかなく~ 一目散で近くの石の上に駆け上がったら 下からワンワン吠えられ~ 足が震えて~ でもそこで頑張り。 少ししたら犬達が戻っていきました。 足は震えた