31日の内閣委員会で質問に立ったれいわ新選組の大石あきこ衆院議員が、質問をそっくり飛ばして意味不明な言動を行い委員長と参考人を困惑させる場面があった。 大石氏は質疑冒頭から7分間に渡り自説を開陳し、参考人への質問をしないまま「ご意見を伺いたい」と述べ、委員長から「え?大石君?何をお伺いすればいいの?」と指摘された。大石氏は慌てて質問内容を述べたが参考人からは「どのようにお応えしていいか迷っている」「たいへん哲学的な質問で答えられるか分からない」「知的刺激あふれる質問でたいへん面白い」と4名中3名が答弁冒頭で困惑している旨を述べるという異例の事態となった。 維新憎し以外に目的がない 参考人質疑では招致された参考人がそれぞれの意見を開陳し、それに対して委員(議員)が質疑をする流れとなっている。委員は事前に質問を用意するが、参考人の発言によって内容が左右されるため案件の内容をよく理解していないと