老舗のウナギ屋や焼き鳥屋などが、創業当時から継ぎ足して使っている秘伝のタレ 歴史や伝統の重みがあり、味も上等だと期待される しかし、食の安全性に疑問を持つ人もいるかもしれない
はじめに 焼き鳥や鰻といったタレをつける料理店では、創業来継ぎ足して使っていることを推している店があります。食材をタレにつけるときに食材からタレに旨味が移り熟成されることで美味しいタレに仕上がっていくのでしょう。 ここで素朴な疑問が生じるわけですが、例えば創業100年継ぎ足しているタレがあったとして100年前の物質は残っているのか、という疑問です。 単純に計算してみれば答えは出るので今回はサクッと計算していきます。 タレ分子が完全に入れ替わるまでの時間 初期条件は次のとおりとします。 タレは残量が50%になったら継ぎ足す タレという物質と仮定(水や塩といった個別の物質を加味しない) 継ぎ足すと完全に混ざる 分子量の初期値は20molとする 分子数は1mol=6.02*10^23個とする 視覚的にわかってもらうためエクセルに計算してもらいます。結果がこちら。 縦軸は初期分子の残量、横軸は継ぎ
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