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花田菜々子の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 若林正恭『カバーニャ要塞』が文庫化。これは中年の足元を照らす、新たな時代の名著である (花田菜々子) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

    お笑い芸人・オードリー若林正恭の旅行記『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(KADOKAWA)が、このたび発売から3年の時を経て文藝春秋から文庫化された。文庫版では新たにモンゴル編・アイスランド編・コロナ後の東京編の3編が追加され、すでに単行本を読了した者にも新たな読み応えを感じさせる一冊となった。 文庫増補分も含めたこの作品の魅力と、これからの時代の「中年」の生きるべき道を書店員の花田菜々子が解説する。 旅文学に必要なのは、自らの内面を見つめる力 この本はオードリーファン、お笑いファンだけでなく、多くの人に手に取ってほしい一冊である。その理由は単純明快で、お笑い芸人のエッセイという枠を超えて優れた紀行文であり、長く読み継がれるべき名著だからだ。 この本を貫く一番の魅力は、中学生のような瑞々しい視線だ。羽田空港でのチェックイン、機内、飛行機が到着するまで……のまだ何も起きていない段

      若林正恭『カバーニャ要塞』が文庫化。これは中年の足元を照らす、新たな時代の名著である (花田菜々子) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
    • 「文学」をあきらめたから『あきらめる』が書けた。山崎ナオコーラ×小林エリカ×花田菜々子の鼎談レポ | CINRA

      2024年3月に、作家活動20周年記念小説となる『あきらめる』(小学館)を上梓した作家の山崎ナオコーラ。 まだ少し肌寒さの残る4月の夜、高円寺の書店・蟹ブックスで、同世代作家で友人でもある小林エリカ、西加奈子と3人での文学トークが企画された。 残念ながら西は体調不良のため欠席となったが、蟹ブックスの店主である花田菜々子が急遽加わり、人がもつ加害性や「評価されたい」気持ちとの向き合い方、「そもそも『文学』とは?」など、『あきらめる』の周囲にあるトピックについて深く語り合った。 小林:ナオコーラちゃんと加奈子ちゃんとは、それぞれの節目に3人でトークイベントをするのが暗黙のルーティンになっているよね。加奈子ちゃんは『サラバ!』を出したときに呼んでくれて、私が国立新美術館で展示をしたときにも3人で話して。 山崎:『サラバ!』のときは、加奈子ちゃんと私がちょうど作家10周年だったんだよね。 小林:じ

        「文学」をあきらめたから『あきらめる』が書けた。山崎ナオコーラ×小林エリカ×花田菜々子の鼎談レポ | CINRA
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