引用元:amazon.co.jp 1985年の作品 愛媛県新居浜にある別子銅山(元禄3年から昭和48年まで282年間稼働)で働いていた坂根(緒形拳)は、落盤事故による会社からの保証について経営陣と交渉する中心にいた 威勢のいい彼を黙らせるため「これで従業員たちを抑え込んでくれ」と経営陣は坂根に多額の金を握らせる ところが坂根はそれを仲間に分け与えることもせず、未亡人のテル子(浅野温子)と深い仲になり妻と息子をもないがしろにする 或る日、逆上した妻のふくみ(浅利香津代)と揉み合いになった際に勢いで殺してしまった坂根は、息子も殺害して軒下に埋めてしまう 逮捕された坂根は、暴力的な取り調べ(刑事役の川谷拓三が恐ろしい)から逃れようと、隠し持っていたカミソリで自分の首を切るも、奇跡的に一命をとりとめる その後、蛇のように(この形容は後々坂根についてまわることになる)穴を掘って脱獄し、身分を偽りなが