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福沢桃介の検索結果1 - 1 件 / 1件

  • GHQに焚書処分された西洋・欧米に関する書籍~~福沢桃介 『西洋文明の没落 : 東洋文明の勃興』

    戦後になってわが国に関する史実の多くが封印されたことは何度も書いてきたが、わが国とは無関係な史実についても多くが封印されている。たとえば「奴隷制」に関する問題がそうだが、戦前・戦中にはこの問題は普通に論じられていた。 福沢諭吉の婿養子で「電力王」の異名をとった福沢桃介が、実業界を引退したのちの昭和七年に『西洋文明の没落 : 東洋文明の勃興』を著し、「奴隷制」について次のように解説している。戦後の書物でこの制度について詳しく論じられることは少ないと思う。 奴隷は西洋の古代において、バビロニア、アッシリア、エジプト、ギリシャ、また降ってはローマ時代にも、言語のうえではすでに存在していたのであるが、中世に至るに及んで、宗教上の原因が主となり、これへ経済上の原因も加わって、この奴隷制度は中絶してしまった。しかも近代に至り、不思議にも再び復活するに至ったのは、前に述べた如く、海外に進出していた貿易業

      GHQに焚書処分された西洋・欧米に関する書籍~~福沢桃介 『西洋文明の没落 : 東洋文明の勃興』
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