並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 1 件 / 1件

新着順 人気順

藪本雅子の検索結果1 - 1 件 / 1件

  • 藪本雅子『何がしたくて色覚検査をすすめるのですか』

    川端裕人著:「色のふしぎ」と不思議な社会 読了。 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論 (単行本) ソフトな題名からは想像できないけれど、ページをめくると、スティグマ、差別、優生思想・・・まさに、私のこだわってきたテーマじゃないですか。私がタイトルをつけるとすれば、「何がしたくて色覚検査をすすめるのですか―時代に逆行する日本眼科医会」 川端さんは、関係者へのリスペクトを最後まで大切に、慎重に謙虚に問題を整理しようと努めていらっしゃるけれど、衝撃はあまりに大きい。私が厚労省担当の記者だった2000年、障害者の資格取得や職業を制限する欠格条項見直しを求める団体の会見に出てニュースにした。その時、過去に優生思想を背景に、過剰な選別=差別があったことに憤ったことを思い出した。状況は改善したと思い込んでいたのだが、まだこんなところに残っていたとは。 私には、ハンセン病を一人残

      藪本雅子『何がしたくて色覚検査をすすめるのですか』
    1