G8環境相会合(26日まで)に合わせ24日、街の電気を消して節電の大切さを訴える「G8ライトダウンフェスタ」が、大臣会合の開催地、神戸市のハーバーランド一帯で開かれた。 G8をきっかけに環境問題に興味を持ってもらおうと、神戸市などが企画。午後8時までに、神戸ポートタワーや港に停泊する帆船、周辺の企業約110社のネオンなどが消灯し、街は闇に包まれた。 ライトダウンに合わせ、ハーバーランドの高浜岸壁で「100万人のキャンドルナイト」も開催。約8000本のキャンドルでG8各国の国旗などを描き、火を灯す予定だったが、あいにくの雨風で参加者は苦心して灯していた。 大阪府富田林市の大学生、森早也佳さん(21)は「環境活動には興味があるが、こうした機会に同じ思いをもってくれる人が増えたらうれしい」と話していた。