電机本舗は2012年1月10日、配布するアプリケーションのコードを暗号化によって解析されないようにするツール「簡単DRM」を出荷した。OSのドライバー層で動作するため、アプリケーションに復号機能を組み込む必要がない。これにより、Javaプログラムなど、これまで難読化によって保護するしかなかったプログラムを暗号化によって保護できる(写真)。 簡単DRMは、アプリケーションを暗号化して配布するためのツール。同ツールで作成した配布パッケージをエンドユーザー環境にインストールすると、配布アプリケーションのほかに、OSのドライバー層に復号モジュールが組み込まれる。これにより、あらかじめ指定したプログラム(Java VMなど)が暗号化ファイル(プログラムコード)を読み込む際、ドライバーがデータを復号する。 配布パッケージを作成する際には、暗号化データの復号を許可するプログラムと、暗号化するデータ(任意
攻撃ツール「Blackhole」の管理画面例(フィンランド エフセキュアの情報から引用)。この例では、Javaの脆弱性を悪用する「Java Rhino」が全体の83.36%、攻撃数では1万6144件を占めた フィンランドのセキュリティ企業エフセキュアは2011年12月22日、Javaの脆弱性を悪用する攻撃が確認されているとして注意を呼びかけた。Javaを利用していないユーザーには、アンインストール(削除)することを勧めている。 ここでのJavaとは、JavaアプリケーションやJavaアプレットの実行環境のこと。Java VMやJava仮想マシン、JRE(Java Runtime Environment)などとも呼ばれる。脆弱性のあるJavaプラグインをWebブラウザーにインストールしている場合には、細工が施されたWebページにアクセスするだけで、ウイルス(悪質なプログラム)に感染する危険性
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