日本での《デザイン》は、「美的なセンスを使って形作る」という認識を持っている人が多いと考えられます。 しかし《設計》という言葉にしたらどうでしょう? 精密に計算された図面、そしてそれにより製品が生み出されることをイメージする人が多いのではないでしょうか? 《デザイン》というと華やかで柔らかなイメージ 《設計》というと硬派で、実のあるイメージ 実際に私も仕事をするようになるまではそう考えていたこともあります。 そして、専門学校の先生ですら、そのように考えている人は多いのです。 でもこの2つの言葉は本当は同じ意味です。 デザイン=設計は「実用的になるように考慮して設計する」ことが重要です。 父の職業 私の父は回路設計士であり、プロダクトデザイナーでした。 イメージ的に言えば「硬い仕事も柔らかい仕事もできる人」ということになるでしょうか。 回路設計は実際に機械などが電気的に動くように回路図を作る