吉田典史(ジャーナリスト) 【第26回】 2009年06月15日 職場でも労働組合でも“厄介者”に。 正義の味方を演じる「口先だけ営業マン」 ――自分の非を認めず、転職を繰り返す井谷氏のケース 「組織の考えについていくことができない!」 そう言って、会社を離れる人がいる。 「あの執行部の考え方は間違っている!」 こう口にして、労働組合を脱会する人がいる。 組織の論理と自分のポリシーとの狭間で、どのように立ち回るか――。これは、多くの人が頭を悩ますことである。 今回は、「組織の考えと僕の考えは違う!」と主張し、会社はもちろんのこと、労働組合までも敵に回してしまった若手社員を紹介しよう。 あなたの職場にも、このようなタイプの社員はいないだろうか? ------------------------------------------------------------------