シエラレオネの首都フリータウン(Freetown)で、エボラ出血熱で死亡した人の遺体を引き取り一帯を消毒するボランティアスタッフ(2014年10月8日撮影)。(c)AFP/FLORIAN PLAUCHEUR 【10月23日 AFP】エボラ出血熱が猛威をふるう西アフリカのシエラレオネで21日、医療チームが感染が疑われる女性(90)から検査のため採血しようとした際に暴動が発生し、2人が死亡した。地元病院の医師らが22日、明らかにした。 暴動が起きたのは同国東部コイドゥ(Koidu)。なたを振りかざした男たちが、医療チームの採血を妨害したのち警備員らと衝突、暴動に発展したという。複数の建物が襲撃を受け、若者たちが集団で「エボラはもうたくさんだ!」と叫びながら路上を練り歩いた。 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によるとシエラレオネでは、今月14日までに34