「お母さん、動いてくれてありがとう」〜原発事故で少年が強いられた「被曝」「転校」、そして「給食」 DAILY NOBORDER 12月22日(月)18時31分配信 福島第一原発の爆発事故で被曝や転校を強いられた伊達市の少年(11)が、学校生活や放射能汚染に対する想いを1年8カ月ぶりに語ってくれた。考えたくない放射能。福島県産の米を避け持参するご飯。そして母親への感謝─。「原発のせいで学校も友達も奪われた」と憤る少年はしかし、大好きなお母さんにこう言った。「被曝回避のために動いてくれて、ありがとう」 【「何で原発があるんだろう」】 「友達がたくさんできたよ。学校が楽しい。側溝とかヤバそうなところには近づかないようにしているけれど、外で遊べるしね」 少年の目が輝いていたことに、私は少しだけほっとした。 福島第一原発の爆発事故で避難・転校を強いられたことを、少年は「一瞬で学校も友達も奪わ