マニャガハ島(マニャガハとう、Mañagaha)とは、北マリアナ諸島にある無人島。サイパン島の付属島でラグーン内にあり、面積は4ha[1]、周囲は1.5km ほどの小島である。アグルブ大酋長の墓があることから、古くから聖地として知られた。 太平洋戦争中は、サイパン最大のガラパン港の沖に位置することから、旧日本軍によって軍事要塞化され、「軍艦島」と呼ばれていた。そのため、中国語では現在も「軍艦島」と表記される。 語源[編集] マニャガハ島の浜辺と桟橋 「マニャガハ」とは移住者の言葉、カロリン語で「一時休憩」を意味する。これはカロリン諸島から移住したアグルブ酋長一行が、サイパン上陸前に休憩をしたことに由来する[2]。 概況 [編集] 海底に沈んだ零式水上偵察機 ガラパンから高速ボートで10分という至近にありながら、白い砂浜と透明度の高い海が広がっていて、あらゆる種類のマリンスポーツやアトラクシ