IDC Japanは3月18日、2008年第4四半期と2008年年間のメーカー別携帯電話出荷台数を発表するとともに、同市場の今後の見通しを発表した。 同調査によると、2008年第4四半期の国内出荷台数は前年同期と比較して32.8%減の809万台にとどまり、5四半期連続のマイナス成長となった。市場が急速に縮小した主な要因としては、通信キャリアが相次いで導入した「割賦販売方式」への切り替えにより、一般ユーザーが端末を買い控えていること、通信キャリア側の在庫問題が完全に解消されず、出荷台数にマイナス影響を与えていること、景気低迷により、端末販売台数の落ち込みに歯止めがかからないことという3点が挙げられている。 同四半期の端末メーカー別出荷台数のシェアは、第1位がシャープとなり、11四半期連続で首位を守った。しかし対前年比で出荷台数を見ると、市況悪化の影響を大きく受けたことから2桁のマイナス成長と