VW社がエンジン戦略転換、「ゴルフ」を大幅改良 60km/h低速自動運転、ジェスチャー入力、全面液晶メーター ドイツVolkswagen(VW)社が、ガソリンエンジンの開発方針を転換する。2016年11月10日、7代目「ゴルフ」を大幅に改良すると発表した。ガソリンエンジン車には、排気量を現行の1.4Lから1.5Lに増やした「EA211 TSI evo」を搭載する(関連記事)。同社はこれまで、エンジンの排気量を減らす「ダウンサイジング」を主導し、世界の自動車メーカーを追随させてきた。新エンジンで排気量を増やす方針に変えることは、VW社の金看板と言える戦略を断念したと言える。 2012年に7代目のゴルフを発表して以来、4年ぶりの大きな改良となる。車体は現行車とほぼ同じだが、ガソリンエンジンに加えて情報系装置や安全機能などを刷新する。ゴルフの全車種が対象で、2ドア車と4ドア車、ワゴン「Varia
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