恩人・たけしにも見捨てられた舛添知事 拡大 その言葉には、普段の明るさはまったく感じられなかった。今月8日、千葉県で行われたチャリティーゴルフ大会の会場。ビートたけし(69)に単独取材する機会に恵まれた。 どうしても聞きたかったのは、高額出張費および公用車問題に揺れていた東京都の舛添要一知事(67)について。いつもの“たけし節”で軽快に斬る、かと思いきや…。 たけしは、はっきりと顔をゆがめ、まるで吐き捨てるかのようにこう答えた。「あの人はね、最初から権力者になりたかった人なんだよ。人の上に立ちたくて、政治家になるために政治学者になったような人だからね」。直前まで、ファンにサインを求められて上機嫌で応じていたとは思えない、冷たい口調だった。 舛添知事にとって、たけしは紛れもない恩人の1人だろう。フジテレビ系「たけし・逸見の平成教育委員会」やテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」で幾度とな