有給休暇を消化する酵素が日本人の体内に存在しないとする研究論文が、今月発売の科学誌「パラノーマル」に掲載される。 論文を発表した日本酵素分析研究センターによると、有給休暇を消化する働きを持つ酵素「ヤスミトリーゼ」を調べたところ、世界中で日本人だけが体内で作り出す機能を持たないことを発見した。 国別の保有有無では長期バカンスなどで有給休暇の消化率が高いフランス人やスペイン人は100%の割合で「ヤスミトリーゼ」を持っていたという。 同センターによると「ヤスミトリーゼ」に近い働きをする「ヤスミテーゼ」は日本人も体内で生成。しかし、別の酵素「ヤスメネーゼ」と「ノウキセマリーゼ」が、この働きを無力化していることもわかった。無力化酵素はこれまで日本人と働きアリの体内からしか見つかっておらず、関連を調べるという。
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