「名選手。名監督にあらず」を地でいく立浪和義 プロ野球は阪神タイガースが38年ぶりの日本一を達成し、オフシーズンに突入した。12球団が来年の優勝を目指して、準備をしている。読売ジャイアンツ、福岡ソフトバンクホークス、東北楽天ゴールデンイーグルスは新監督を迎えた。来季の逆襲を狙ってドラフト会議や秋季練習で戦力の底上げをしているチームもある。その中の一つが中日ドラゴンズだ。 2021年秋に「ミスタードラゴンズ」と呼ばれた立浪和義が監督に就任して2シーズン戦ったが、2年連続最下位という結果に終わった。シーズン中に来季の続投が決まると一部の中日ファンが猛反発。試合後のセレモニーで、「今年のドラゴンズの成績と私への批判、不満。これをしっかりと受け止めて、秋から再出発します。私には若い選手を一人前にするという責任があります。そして来年、生まれ変わったドラゴンズを皆さんにお見せできるよう秋から全力で頑張
子どもは学びの「達人」である。その子の才能を引き出すために親や教師が肝に銘じておくべきこと【西岡正樹】 子どもの成長とは何か? 教育の真髄がここにある イメージ写真:PIXTA ◾️子どもの才能はどうやって引き出されるのか? 東京都の、とある教育委員会の学級経営部会で話をすることになり、自分の実践記録(学級通信、作文集、子どもからの手紙など)を読みなおしていた(2023年10月)。すると、その中に、5年前にもらった手紙を見つけた。 「教室物語」(※学級通信)を読ませてもらいました。なんだか、読んでいたら去年の事を思い出しました。去年自分は4年4組で西岡先生のクラスでした。 4年になったばかりの自分は、文章も今のように書くことはできませんでした。なぜ今のように書けるようになったかというと、お話ノートで文章を書き、直さなければならないことを先生にしっかり直してもらい、1年間文章を書き続けたから
私が医師から下された診断と「死の気配」。逃げずに正面から向き合えるようになった理由【神野藍】 神野藍「 私 を ほ ど く 」 〜 AV女優「渡辺まお」回顧録 〜連載第25回 早稲田大学在学中にAV女優「渡辺まお」としてデビュー。人気を一世風靡するも、大学卒業とともに現役を引退。その後、文筆家・タレント「神野藍」として活動し、注目されている。AV女優「渡辺まお」時代の「私」を、神野藍がしずかにほどきはじめた。「どうか私から目をそらさないでいてほしい・・・」赤裸々に綴る連載エッセイ第25回。 神野藍 【医師が私に話してくれたこと】 ある日、一通の封筒がやけに目についた。きっと普段だったら中身を一瞥して「まあ面倒だからいいか」とそのままゴミ箱の中に放り込んでいただろう。ただ、あの夏の日だけは捨てることなく、その紙に記載されていた通りの手順ですんなり予約まで済ませていたのだ。大した理由などなく、
「泣きたくなるほど駄目な日」の過ごし方。または何もアイディアが浮かばないときの私の対処法【神野藍】 神野藍「 私 を ほ ど く 」 〜 AV女優「渡辺まお」回顧録 〜連載第24回 早稲田大学在学中にAV女優「渡辺まお」としてデビュー。人気を一世風靡するも、大学卒業とともに現役を引退。その後、文筆家・タレント「神野藍」として活動し、注目されている。AV女優「渡辺まお」時代の「私」を、神野藍がしずかにほどきはじめた。「どうか私から目をそらさないでいてほしい・・・」赤裸々に綴る連載エッセイ第24回。 神野藍 【わたしにとって「泣きたくなるほど駄目な日」】 数行入力しては消してというのを繰り返している。そんなほぼ真っ白な原稿と対峙して、一体何分が経過しただろうか。散らかった頭の中を整理しようと浮かんだ単語を紙に書き記し、点を繋いで線にしようと試みても、何もまとまっていない文字の羅列が生まれただけ
よそンちの食卓はつらいよ【新保信長】「食堂生まれ、外食育ち」41品目 【隔週連載】新保信長「食堂生まれ、外食育ち」41品目 「食堂生まれ、外食育ち」の編集者・新保信長さんが、外食にまつわるアレコレを綴っていく好評の連載エッセイ。ただし、いわゆるグルメエッセイとは違って「味には基本的に言及しない」というのがミソ。外食ならではの出来事や人間模様について、実家の食堂の思い出も含めて語られるささやかなドラマの数々。いつかあの時の〝外食〟の時空間へーー。それでは【41品目】「よそンちの食卓はつらいよ」をご賞味あれ! イラスト:おくやま ゆか 【41品目】よそンちの食卓はつらいよ 世の中にはホームパーティなるものを開いて他人を招いたり、他人が開くそれに招かれたりする人種がいると聞く。……という書き方からおわかりのように、私はホームパーティなるものを開いたことがないし、招かれたこともない。そんなパリピな
相模原障害者施設殺傷事件から着想を得た小説『月』(辺見庸著) その凄みと奇跡【緒形圭子】 「視点が変わる読書」第5回 超感覚界からの使者 何が起きるか予測がつかない。これまでのやり方が通用しない。そんな時代だからこそ、硬直してしまいがちなアタマを柔らかくしてみませんか? あなたの人生が変わるきっかけになってしまうかもしれない・・・「視点が変わる読書」。連載第5回は、辺見庸の小説『月』を紹介します。 「視点が変わる読書」第5回 超感覚界からの使者 『月』辺見庸 著(角川文庫) 10月半ば、公開されたばかりの映画『月』を見に行った。 場所は新宿バルト9。13時からの回は入場開始直後は3~4割ほどの入りだったが、上映が始まる頃には約150の座席の8割が埋まっていた。若者も中年も老人もいて、男女比は同じくらい。秋晴れで麗らかな平日の午後に、けして心楽しくなるような内容ではないこの映画を見に来る人が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く