2016 - 06 - 21 【完結編】続・アベノミクスによろしく~アベノミクス失敗の「原因」まで解説~ アベノミクス 失業率 が下がった? 安倍総理 は「 アベノミクス で景気が良くなって, 失業率 が下がった」って言っているね。 うん。結論から言うと, 失業率 の低下と アベノミクス に因果関係は無いというべきだろう。 まず,本当に「景気が良くなった」と言えるのかが疑問だ。前作の振り返りを軽くしよう。 アベノミクス の3年間で 1.物価が急上昇したのに(赤) 2.給料はそのまんまだったので(オレンジ) 3.物価を考慮した実質賃金が下がり(青) 4. 消費が急激に冷え込んだ (緑) ※ 毎月勤労統計調査 平成27年分結果確報|厚生労働省 ※ 総務省統計局統計表一覧 ※ 統計局ホームページ/家計調査 家計消費指数 結果表(平成22年基準) それで, GDPの約6割を占める 実質民間最終
2016 - 05 - 11 アベノミクスによろしく~アベノミクスの失敗を分かりやすくまとめて解説~ アベノミクス ※↓約3分の1の分量の簡略版(約2000文字)はこちら。 blog.monoshirin.com 実質賃金少なくとも過去10年で最低 実質賃金と言うのは,ざっくり言えば物価を考慮した賃金ということだ。 例えば,賃金が1割アップしたとしても,物価も1割アップしてしまえば,実質的に賃金は上がったことにならない。 逆に,賃金が1割下がっても,物価が2割下がれば実質的に賃金は上がったことになるんだね。 そのとおり。そして,受け取った賃金そのものの額が 名目賃金 だ。 厚生労働省毎月勤労統計調査 によると,2015年の実質賃金は少なくとも過去10年で最低だった。過去10年のグラフを見てごらん。 これは平成22年を100とした場合の実質賃金指数の推移だ。 ちなみに, 厚生労働省 の説明に
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