最近、時々妄想します。 私が死ぬ場面です。 私100歳、息子69歳。 臨終です。 私の意識はだんだん薄れていきます。息子はなんとなく不安を感じてはいますが、事態を理解できません。 息子の行く末を案じながら、疲れ切った老人は静かに人生を終わる。 子や孫の将来を気にしたらキリが無いのですが、困難を背負った子を残してあの世に旅立つ親の心境を、今からシュミレーションしているのです。 より良い別れのために。 苦しい人生ではありますが「不幸」とは思いません。 人は与えられた宿命を、いかに生きるかという他ありませんので。 30年以上も先どうなっているかわかりませんが、一日一日を一所懸命に生きるのみです。 上記は、重度自閉症と知的障害のある36歳の仲間の父親が、先日連絡帳に書いていたものです。 (本文の趣旨が父親の本意とぴたり噛みあうとは思いませんが、父親の了解をいただき、記事のツカミに使わせていただきた