MM総研は2011年7月7日、日本市場における2015年度までの携帯電話の市場規模予測を発表した。2011年度(2011年4月~2012年3月)に出荷される携帯電話のうち、スマートフォンが占める比率は49%となり、2010年度の22.7%から大幅に伸びると予測。契約数ベースでも、2011年度末(2012年3月末)のスマートフォン比率は23.1%まで高まるとしている。 予測によると、スマートフォンと従来型携帯電話を合わせた携帯電話全体の2011年度の出荷台数は、対前年度比7.6%増の4050万台に伸長し、2007年度以来4年ぶりに4000万台を回復する見込み。スマートフォンの販売が2010年度の下半期から好調に推移していることに加え、LTE対応のスマートフォンが2011年下半期に登場するなど端末の性能向上により買い替えが進むとみている。 従来型携帯電話からスマートフォンへの移行は順調に進むと
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