IMMのポジション状況 シカゴ・マーカンタイル(CME)取引所の国際通貨先物市場に上場されている通貨の建玉(IMMポジション状況)は、全米先物取引委員会(CFTC)により報告を義務づけられています。 投機目的で為替取引を行う主体は、主に通貨先物を使うため、このIMMポジション状況は短期筋ポジション状況=為替市場の方向性に純粋に賭けている人のポジション状況ということで、注目されます。 今回は7月1日時点のデータが出ましたので、まとめます。 ドル円 左軸の上に行くほど、円買いドル売りのポジション、下に行くほど円売りドル買いのポジションを現します(面積チャート)。右軸はドル円を逆にしています。 やはり、アベノミクス以来ずっと投機筋は円ショートですね。 とはいえ、今年に入り、金利高ドル上昇見通し(2014年初は誰もがそう予想していた)に変化が生まれているため、ポジション量自体は減少傾向。 ユーロド