20日、香港にて行われたオークションで、宋徽宗の手による書道の逸品『臨唐懐素聖母帳』が約17億円で売却された。これはオークションで売却された中国書画作品の世界最高記録。 2008年4月21日、新華網が伝えたところによると、20日、香港にて行われた芸流国際拍買公司の春季オークションで、宋徽宗の手による書道の逸品『臨唐懐素聖母帳』が1億2800万香港ドル(約17億円)で売却された。これはオークションで売却された中国書画作品の世界最高記録。 徽宗は宋(961〜1127年)の最後の皇帝で、芸術に秀でていたことで有名。現在分かっている範囲では、徽宗の作品で民間に所蔵されているのは19点にすぎず、特にこの『臨唐懐素聖母帳』は民間所蔵品の中で最長の草書の巻物ということで今回のオークションの目玉だった。 オークションでは、6000万香港ドル(約8億円)の最低価格でスタートするやいなや、瞬く間に価格がつり上