香港紙・サウスチャイナ・モーニングポスト(電子版)は18日、マカオの治安当局の高官が、 金正男 ( キムジョンナム ) 氏(45)の家族を保護下に置いていることを認めたと伝えた。 この高官は「マカオ当局は安全と権利を守るため最善を尽くしていく」とコメントした。マカオは正男氏の滞在先の一つで、複数の香港紙によると、内縁の妻とその女性との間に生まれた1男1女、さらに別の内縁の妻が住んでいる。 韓国の情報機関・国家情報院によると正男氏の息子の金ハンソル氏はフランス留学を終え、現在はマカオに戻っている。正男氏が殺害され、次はハンソル氏が「最も危険だ」(聯合ニュース)とみなされ、韓国では亡命説が出ている。