ビッグデータ活用が注目を集める今、SAPがデータベースソフトウェア「SAP HANA」の提供を開始したことは記憶に新しい。SAP HANAは、メモリ上にデータベースを展開するインメモリデータベース技術を基盤にすることで、大量データの高速処理を実現しており、各社のサーバ製品に搭載され、アプライアンス製品として提供されている。 そんな中、国内のみならずワールドワイドで多くのサーバ導入実績、SAPシステム導入実績を誇る日立製作所が2011年11月、SAP HANAを実装したアプライアンス製品「日立インメモリDBアプライアンス for SAP HANA」の販売を開始した。 「20億件のデータを従来の『1万倍速』で処理するというSAP HANA、そしてSAP HANA基盤にブレードサーバを採用した日立製作所、その組み合わせによって「これまで不可能だったことを可能にする」と両社は自信を見せる。果たして
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