サーミスタは,温度により抵抗値を変化させることにより,温度センサーとしての機能する素子です.NTCサーミスタにおける温度と抵抗値の関係は, およそ,上式の関係があります.この関係をグラフに示すと次の通りです. 式中のBはB定数と呼ばれ,サーミスタの温度に対する感度を示します.B定数が大きいほど温度変化に対する抵抗値の変化が急峻で,測温される温度が狭い場合やある一点のみである場合に有効です. 反対にB定数が小さいほど温度変化に対する抵抗値の変化が緩慢で,広い温度範囲の測定に適します.といってもB定数の選択範囲は狭く,3000〜5000[K]くらいが一般的です. サーミスタを使った測温回路は右図に示す,定電圧源Vpに単にプルアップ抵抗を介しNTCサーミスタを接続した系が一般的です. この系における温度とVthの関係について,例を下図に示します. このグラフから,温度から電圧Vthへの変換感度に
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