Windows 7にはさまざまな新機能が搭載されているが、それらの機能はネイティブ・コードにより実装されており、Windows APIやCOMコンポーネントとして提供されている。従って、C#やVisual Basic(VB)のアプリケーションでそれらの機能を使いたい場合は、DllImport属性やComImport属性などの相互運用機能を利用する必要があり、非常に手間がかかる。 そこでマイクロソフトは、Windows 7の新機能をC#やVBから利用しやすくした「Windows API Code Pack for Microsoft .NET Framework」を提供している。これはWindows APIやCOMコンポーネントの呼び出しを内部に隠ぺいし、.NETのクラス・ライブラリとして利用できるようにしたものだ。 Windows API Code Packのダウンロード Windows