戦前・戦中の日本には特高(特別高等警察)という恐ろしい警察組織がありました。政治的・思想的活動を弾圧するのです。拷問で殺された人達もいます。 「特高月報」という内部文書に記された当時の日本人の落書き等には、現代の人間が叫ぶ「反戦」「反天皇」より切実な呪いがこもっています。便所の落書まで監視した特高を滑稽だと笑えない恐ろしさが伝わってきます。 ※ 「天皇の玉音放送」については、「『特高月報』に見る、戦時中の国民の本音」という、まとめのタイトルからは外れますが、興味深かったので、一緒にまとめました。